OS/Linux/LVM

事前準備

もし, LVM 関連のコマンド (vgdisplay 等) がインストール されていない場合は, 初めにインストールする.

(apt 系コマンドの場合)

# aptitude update
# aptitude install lvm2
  1. ディスクのフォーマット
    1. Linux LVM 形式 [id = 8e] にてディスクをフォーマットする⇒フォーマット を参照
  2. 物理ボリューム PV (Physical Volume) 作成
    # pvcreate [フォーマットしたデバイス名]
    例)
    # pvcreate /dev/sdb1
  3. ボリュームグループ VG (Volume Group) 作成
    # vgcreate [VG名(任意の名前でよい)] [物理ボリューム名]
    例)
    # vgcreate vg02 /dev/sdb1
      -s オプションにて PE(Physical Extent: 1つのブロック)
      サイズ指定が可能(デフォルト 4MB)
    例)
    # vgcreate -s32m vg02 /dev/sdb1
  4. 論理ボリューム LV (Logical Volume) 作成
    # lvcreate -L [切り出すサイズ] -n [LV名(任意の名前でよい)] [VG名]
    ※切り出すサイズ : M, G 等の単位指定が可能 例)
    # lvcreate -L 4G -n lvol1 vg02

備考

作成した VG, LV を指定する場合は, /dev/[VG名]/[LV名] といった指定をします. ※上で使用した lvcreate は, 以下のように指定することもできます.

# lvcreate -L 4G -n lvol1 /dev/vg02

VG, LV の状態は以下のコマンドで可能です.

# vgdisplay -v [VG名]
  -v     : 詳細表示 (省略可能)
  [VG名] : VG指定 (省略可能. 省略時は全部のVGが表示される)
# lvdisplay -v [LV名]
  -v     : 詳細表示 (省略可能)
  [LV名] : LV指定 (省略可能. 省略時は全部のLVが表示される)
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